2008/07/30

Linuxのローダブルモジュールの解説

Anatomy of Linux loadable kernel modules

IBMのこのAnatomy of Linux xxxシリーズはなかなかいいです。
Linuxカーネルの中身について、技術的な解説をしてくれてます。
日本語があれば最高ですが。

他のもののリスト:developerWorks : Linux : Technical library view

2008/07/27

コメントなしでコードを書く

個人的にとても同意。

Coding Horror: Coding Without Comments

私もコードを書くときにコメントをほとんど入れない。
入れるのは自分のための備忘録であったり、短い何するかだけ。

理由は上の話とまさに似ている。

- コメントはあまりメンテナンスされない。
- 特に、他の人がメンテナンスする際にはたいていほっとかれる。
- 適切な関数名や変数名、コードを書くことでほぼ必要ない
- たとえば定型の関数ヘッダなんて普通に関数定義してあるなら基本不要
- 理解できない奴が悪い
- ほんとに理解できないコードや汚いのを見かけたら基本書き直し
- コメントが多いと冗長でうざい
- 書くのが面倒

まあ、考え方はいろいろあると思いますし、リリースなんかが絡むといやなことも多いですが。

後、読めるスキルのない人間にどんなコード渡しても改悪以外してくれないし。書いた当人やわかってる人は、ややこしいとこに1行くらいのコメントがあれば思い出せるだろうし。

というわけで、基本的に私はコメント不要論者です。スキルが落ちて読めなくなったりしたら考え直します(笑)

ついに今年はLinuxデスクトップの年か笑

少し笑ってしまった。

linuxposter.jpg (JPEG 画像, 1024x768 px)

確かにLinuxデスクトップの年かもしれない。
下のコメントもにやっとさせられる。

日常的に使っている身としては、それでも結構遠くへ来たと思う。
開発用途ではずっと前から素晴らしいですが、ここ数年は日常使いでもATOK入れるだけで全然まともに使い物になりますし。

ただ、思うのはUbuntuのライバルはMacOSXとか某氏が言っているようだがデスクトップ分野でLinuxが頭をとるのは現状結構難しいと思う。いや、悪いのではなくて、単純に難しい。

多様は善的なLinux wayはkernelなんかではいいかもしれないが、コンシューマレベルのUIではやはり難があるし、様々な面で複雑になりつつあって、手を出しにくくなっている。今の状況では、経験があるUnix系のエンジニアがMacOSXにスイッチするのもわかる気がする。

Windowsは悪貨は良貨を駆逐する理論で当然シェアトップなのはいいとして、やはりMacOSXなどと比べてUIの統一性はかなり重要ポイント。いっそのこと、いい悪いは別にして、Gnomeに統一して、みんなでつつくのがいいのでは。policyに多様性がありすぎるのは、結局力を分散してしまうだけ。ディストリビューションもせいぜい2-3+携帯と組み込みで十分かと。

国内でメーカ製のLinux搭載UMPCや低価格Desktopが発売されるのは当分無理だろうなー。残念ですが。

2008/07/02

なんだかデジャブ?携帯電話向けLinux団体が統合

なんだか、デジャブを見ているような携帯電話向けLinuxの世界。

携帯電話向けLinux推進の2団体が統合、プラットフォーム統一へ - ニ

かつてUnixの世界でもめもめとなって統合した。
結果ちょっと斜め下から出てきたLinuxが全てをゲットしていった。
残っているのはSolarisと、これもまた斜めから出てきたMacOSXか。

携帯の世界はもっと厳しそう。このままでは携帯LinuxがNokiaを越える日はこないかも。
強力なリーダーシップをどこかが取らないと無理だと思うけど
そんな会社はどこにあるんだろう。
当分NokiaとiPhoneとWMなのかな。