2007/10/04

MicrosoftのMonoへのオープンソースの罠

Microsoftが.Netのソース公開に関しての注意などが書かれている。正直Microsoftのオープンソースライセンスなんて全く興味がないのだが、Linuxを使っている限り無関係ではいられなさそう。

Microsoft's Open-Source Trap for Mono

趣旨としてはMicrosoftが.Netの公開するソースに適用するライセンスはいわゆるオープンソースのライセンスとは異なり、見るのは出来るが、改変、再配布は不可能なライセンスであり、これを利用することはライセンスに違反するということ。
NovelのMonoの開発者がもしこのコードを見たら、Microsoft Reference LicenseによりPoisoningされてしまうという話。

NovelはMicrosoftと例のライセンスを交わしていたりして、結構MSに寄っているが、XやGnomeを含め重要なLinuxのコンポーネントの開発をサポートしてます。全く根拠がないが、なんとなくきな臭い。MSに手のひらをサクっと返されてしまうか、MSがLinuxからお金を売るための手段になる気がします。

とりあえず.Netの開発を行う方々はソースコードのライセンスに十分注意する必要がありそうです。GPL poisoningなどよりもっと深刻なMS-RL Poisoningが待っているかもしれません。